みなさん毎年インフルエンザの予防接種を受けていますか?予防接種を受けてもインフルエンザにかかってしまった、効果がある、ないと賛否の声がありますが、実際のところはどうなのでしょうか?

インフルエンザの予防接種は受けるべき?

2009年における新型インフルエンザの発生状況

2009年春ごろから2010年3月にかけて、新型インフルエンザが世界的に流行しました。
この流行はパンデミック2009とも呼ばれ、この言葉は広く日本でも知られることとなりました。
このとき流行したのは、A型、H1N1亜型という種類のウイルスで、最初に感染者が見つかったのは2009年2月のメキシコで、豚の持つインフルエンザウイルスが人に感染し、広がったとされています。
この後、この流行の発生状況は世界的な規模となり、2009年5月には日本にも感染者が出ました。
初めて見つかった感染者は、カナダから帰国した高校生など3人。成田空港での検疫で感染が確認されました。
2009年6月には、世界保健機関(WHO)が世界的流行病(パンデミック)であることを宣言し、警戒水準を最高レベルであるフェーズ6に引き上げました。
その後の日本での発生状況は、国立感染症研究所の発表によると、感染した患者が約17万人、死亡した人は疑いを含め約70人となっています。
しかし、上記は定点観測の医療機関のみの事例のため、実際には2009年11月9日~15日の短期間に全国でインフルエンザに感染した人は推計164万人、累計で902万人に上るとされています。
この新型インフルエンザの症状は、流行初期はメキシコでの感染死亡率が高いと報道されていましたが、世界全体でみると死亡率はそれほど高くなく、致死率は季節性インフルエンザ並み、もしくはそれ以下とされています。
日本でこのウイルスの感染により死亡したとされる人は、高齢者や乳幼児、ぜんそくや糖尿病などの持病がある人が多い状況でした。
今では、この新型ウイルスのワクチンは既に作られており、通常の季節性インフルエンザワクチンと併せて予防接種に使われています。
しかし、新型インフルエンザは今後もいつ登場するかわかりません。
毎年の発生状況についての情報に気を配り、警戒を怠らないことが大切です。